Kindle3 (Wi-Fiモデル)を購入

AmazonのKindleを買った!
Kindle 3のWi-Fiバージョンである。Kindleには発売された時から興味があったのだが、そのうち日本版も発売されるだろう…とかおもって待っていたのだが、いっこうに発売される兆しがない。
ソニーから電子書籍リーダー「Reader」なども出ているが、通信機能がないらしいし、Kindleよりもだいぶ高い(2万くらい)。どう考えてもハードとしてはKindleのほうがよさそう。Kindle 3は日本語表示にも対応しているらしいし。
そうこうしているうちにKindleはどんどん新しいバージョンが発売され、さらに安くなっていっている…
気づいたらこの円高もあいまって相当安い。買いだろこれは。という事態に。これは買うしかない。ということで購入を決めたのであった。

一番安いWi-Fiバージョンを買った。3Gバージョンとも少し迷ったのだが、価格などの問題もあってコレにした。手数料などもこめても12760円。これはかなり安いんでないか。

箱はシンプル。開けるとKindle本体と説明書とUSBケーブルがある。

付属のUSBケーブルは真っ白でApple製品っぽさを感じさせる。画面はハックルベリーフィンとかのマーク・トゥウェイン。電源を切るとランダムにスクリーンセーバーとしていろんな画面があらわれる。英米文学の有名人がおおいみたい。

Xperia arcと比較してみる。カタログスペックによるとKindle 3(Wi-Fiバージョン)は241g、Xperia arcは118g。だけれども大きさがだいぶ違うのでKindle 3は「おおかるっ」という印象。

よくあるスタンダードなサイズのペーパーバックと比較。縦横ともにペーパーバックとほぼおんなじ大きさ。おそらくペーパーバックを基準にKindle 3のサイズが決められたのではないかと推測。

厚さはもちろん全然違う。

ペーパーバックはEd McBain "Fat Ollie's Book"というものだけれども、これはAmazon.comのKindle Storeでも販売中。ためしにサンプルをダウンロードして比較してみたところ。
デフォルトではペーパーバックよりやや文字が大きい。文字サイズのほか行の間隔なども設定が可能で、こういう点は紙の本にはない大きなアドバンテージだと思う。

やっぱりこの画面は非常に見やすい。

なんといっても最大の欠点は本の価格が高いことだとおもう。Kindle StoreではこのEd McBain "Fat Ollie's Book"は9.99ドルもする。一方本は上の画像の通り特売で300円で買っている。本だったらオークションや古本屋で売れるかもしれないし、そしたらいくらか戻ってくる。もちろん新本で買えばもっと高いのだが、新刊本を定価で買うことがほとんどない私には9.99ドルは相当高く感じる。
というわけで一週間ほどつかってみての感想。
■いいところ
・液晶ディスプレイとくらべ圧倒的に目に優しいディスプレイ
・圧倒的に長いバッテリーライフ
・テキスト読み上げ機能Text-to-Speechは意外と良さげ
・「試し読み」できる分量がかなり多い
■イマイチなところ
・キーボードやページ送りボタンの押しにくさ
・薄すぎてホールドしにくい
・Experimentalとなっているので仕方ないが、ブラウザーはあまり使い物にならない
といったところか。といってもまだあんまりつかっていないので今後さらにレビューしたい。
- 2011.07.02 Saturday
- Kindle
- 01:10
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