Edward Gillum "IMAGES Expressive Moments From The Mind's Eye"

Edward Gillum

 「Images: Expressive Moments from the Mind's Eye」という写真集を借りたきた。

 作者のエドワード・ギラムさんという方はアンセル・アダムスに師事して直接教えを受けたそうで、作品もアンセル・アダムス風の大判カメラ(4x5が多いが8x10もある)によるモノクロフィルム写真。被写体としては風景が多いが、静物もいつかある。

 構成は左ページに作品に関する文章があり、右ページに作品がのせられているというもの。
 
 左ページの文章には、その被写体を選んだ理由や経緯、セッティングなどの説明などから始まり、カメラやフィルムの選択、露出補正などの情報、現像やプリントの方法(覆い焼きをしたとか、焼き込んだとか、調色についてとか)にまでかなり相当こまかく書かれていて、ウェットプロセスのモノクロプリントをやっている人には参考になるのではないかと思う。

 逆に言えば現像のプロセスとかゾーンシステムに関してある程度知識や興味がないとこの左側のページの部分は面白さ半減といったところだろうとおもう。

Edward Gillum

 たとえば、上のページ。このバスケットにいれられた卵の写真は8x10のANBAビューカメラに、9 1/2インチのニッコールレンズをつけて撮影。ペンタックスのスポットメーターで明るさを測定、バスケットの暗い部分をゾーン3に、卵のハイライトをゾーン5に設定。フィルムはTri-X 320をISO 200としてレンズの絞りをf64にしてシャッター速度1秒にして撮影、FG7(1:15)で27分間現像。攪拌は最初の一分連続撹拌後、あとは2分に15秒撹拌。プリントはGalerieのグレート3ペーパーで、デクトール(1:2)で2.5分、さらにセレニウムで6分間調色したとのこと。

 書いているだけでグッタリしてくるほど面倒なプロセスなんだけれども、これはあくまで完成形がこれというだけ。この形にいたるまでにいくつもの試行錯誤があるわけで、そう考えると…なんというか、とんでもないことだとおもう。

 検索してみるとEdward Gillumさんのサイトもあり、作品もみられます。

 http://www.edwardgillumphoto.com/
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